ピルのメカニズム

高い避妊効果のメカニズムとは??

では、ピルの高い避妊効果はどのようなメカニズムで発揮されるのでしょうか?

まず、ピルは混合ホルモン剤であり、2種類のホルモンを含有しています。1つは「卵胞ホルモン」、もう1つは「黄体ホルモン」です。

卵胞ホルモンは、別名エストロゲンといい、排卵を促進する作用を持っています。黄体ホルモンは別名プロゲステロンといい、子宮内膜に作用して受精をしやすくしたり、妊娠の継続を助ける働きを持っています。

通常女性の体が、月経周期における「排卵期」に入ると、卵巣から卵子が排出されます。卵子は卵管を通って、卵管膨大部という所に出るわけですが、卵子の生存期間である24時間のうちに精子と出会うことで「受精卵」となり、妊娠が成立します。

ピルを服用すると、2つのホルモンが脳下垂体という器官に働きかけて「もう妊娠しているよ」という情報を流します。つまり「疑似妊娠状態」になり、脳下垂体はそれ以上の排卵は不要と判断し、排卵そのものを抑制します。

卵子が「出会いの場」に出てこないわけですから、せっかく精子が入ってきても「受精の相手が居ない」という状況になるのです。

他にもピルには、精子の侵入を妨げる効果、万一受精したとしても受精卵の着床・成長を阻害する作用を持っています。

つまり、
1.脳に働きかけて排卵を抑制する
2.精子が侵入しにくい状態にする
3.受精卵の着床を防ぐ
といった3つの働きによって、他に無い高い避妊効果を示すのです。

物理的に精子の侵入を防ぐ方法にはどうしてもハプニングがつきものです。ピルは二重、三重に仕掛けられた避妊作用で、失敗率を極限まで小さくしてくれる避妊法なのです。


トリキュラーED


マーベロン28


マーベロン21


ヤスミン


ダイアン35